今日は、せどりを始める前の自分によく似た、
「ある不安」についてお話ししようと思います。
それは――
「失敗したらどうしよう」
という、あの気持ちです。
思い返してみると私も最初のころは、
この不安にずっと足を取られていました。
・仕入れた商品が売れなかったら?
・赤字になってしまったら?
・クレームが来たらどうしよう?
・「自分には向いてなかった」って気づいてしまったら?
そんなことばかりを考えていて、
何度も仕入れの直前で手が止まったり、
出品ボタンを押せなかったり――
結局、なにも行動できずに時間だけが過ぎていきました。
でも今になって思うのは、
「本当の失敗」って、何もしないことだったなということです。
「失敗したらどうしよう」と悩んでいた頃の私は、
失敗するかどうか以前に、「何もしていなかった」んですよね。
逆に、少しずつでも行動を始めてからは、
たとえ売れなかったとしても、
「なぜ売れなかったのか」
「次はどうすればいいか」
そんなふうに、前を向いて考えるようになっていきました。
失敗は、誰にでもあります。
むしろ最初は小さな失敗を「しておいたほうがいい」
と今では思っています。
なぜならそれこそが
「自分にしかできない経験」になるからです。
マニュアルを読むだけではわからない、
仕入れの感覚、売れる商品の肌感、売れなかったときの反省。
それは、ほんの少しの勇気を出して動いた人にしか得られません。
もし今あなたが、
「せどり、ちょっと気になってるけど…」と
一歩を踏み出せずにいるなら、
まずは小さくてもいいから「試す」ことから始めてみてください。
たとえば――
・- 家にある不用品を1つ、メルカリで出品してみる
・- パソコンで気になる商品を1点だけリサーチしてみる
・- 実際に売れてる相場をチェックしてみる
それだけでも、
「なんとなく不安…」というモヤモヤが
少しずつ晴れていきます。
失敗を恐れる気持ちは、誰にでもあります。
でも、そこで立ち止まったままだと、
何も変わらない。
ちょっとだけでも、動いてみる。
その一歩の積み重ねが、
あとから振り返ったときに「始めてよかった」と思える未来をつくってくれると思います。
私が最初に仕入れた商品は、
たしか100円くらいの中古CDだったと思います。
今思えば、利益なんて数十円とかそんなレベルで。
でも不思議と「売れた」という経験が、自分の中の不安を一気に和らげてくれました。
「なんだ、意外とできるかも」って思えたことが、
その後を大きく変えてくれた気がしています。
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